新車保証
三菱自動車は新車保証を10年10万キロとする事を検討中のようだ。従来の国産車の最高保証期間は5年10万キロであったから期間のみ2倍となったと言える。三菱はこうした保証体制の強化によってユーザーを呼び戻す目論見のようだ。走行距離の上限は変わりないが年間走行距離の少ないユーザー、言い換えれば 10年間乗っても10万キロに達するかどうかといったユーザーにとっては実質保証期間が倍になったのと同じである。
顧客満足度調査などで知られるJDパワーの調査結果によれば保有年数、走行距離ともに長くなるほど、ユーザーの不満も増加傾向にあるらしい。ユーザーの不満=故障では無いのかもしれないが、保有年数の長期化(現在、約6.5年)や、年間走行距離が低下傾向であることなどを踏まえると三菱のとろうとしている策は的外れなものでも無いように感じる。とはいえ、こうした体制づくりもユーザーと接するディーラーの対応や、保証として認めるか否か(ユーザーの持ち込んだ故障が)の基準が厳しくなっては意味が無くなる。
こうした保証期間の延長を通して自動車の耐久性が少しでも長く、また高くなる事に期待したい。そうした意味では三菱自動車が過去を払拭するためにも、検討内容を保証としてだけでなく、製品・サービスに反映し、業界の底上げを図ってくれることに期待したいと思う。
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